20歳のレヘカがディミトロフを倒す殊勲の勝利で2回戦へ、デミノーはツアーレベルのマッチ150勝目をマーク [ストックホルム・オープン]

写真はBMWオープンでのイリ・レヘカ(チェコ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ストックホルム・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月17~23日/賞金総額72万5540ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、20歳のイリ・レヘカ(チェコ)が第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4 1-6 7-6(5)で倒す番狂わせに成功した。

 重要なポイントでメンタル的な強さを見せたレヘカは、2時間25分の接戦を制して7月以来のツアー本戦勝利を挙げた。

 男子21歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」の出場権を争うレースランキング(Race to Milan)で7位につけているレヘカは、初出場の可能性を高めるため今大会での上位進出を目指している。

 レヘカは次のラウンドで、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-3 6-2で破って勝ち上がったエミル・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。

 一方で第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)はバンジャマン・ボンジ(フランス)を6-3 6-1で下して2回戦に駒を進め、節目となるツアーレベルでのマッチ150勝目を記録した。2週間前の東京で初戦敗退を喫したデミノーだが、この日は19本のウィナーを決めて堂々と勝利をもぎ取った。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第8シードのトミー・ポール(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したレオ・ボルグ(スウェーデン)に5-7 6-4 6-1で逆転勝利をおさめ、ミカエル・イーメル(スウェーデン)がカンタン・アリス(フランス)を5-7 6-4 6-3で振りきり、アントワーヌ・ベリエ(スイス)は同じ予選勝者のアレクサンダー・シェフチェンコ(ロシア)を6-4 6-2で退けそれぞれ初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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