ルブレフがコルダを下して今季4勝目「タイトルを獲るのは常に特別な感慨」 [ヒホン・オープン]

写真は今季4勝目を挙げたアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ヒホン・オープン」(ATP250/スペイン・アストゥリアス州ヒホン/10月10~16日/賞金総額67万5345ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-2 6-3で下して今季4勝目を挙げた。

 持ち前のアグレッシブなプレーでコルダを左右に振り回したルブレフは29本のウィナーを叩き込みながらもアンフォーストエラーを4本に抑え、相手のサービスゲームを3度破って快勝した。

「本当に幸せだし、感謝している。タイトルを獲得するというのは常に特別な感慨だ。すべてのプレーヤーがタイトルを獲り、最高の大会を送るために努力している訳だからね」とルブレフは試合後にコメントした。

「ここでもうひとつタイトルを追加することは、僕にとって本当に重要なことだ。ATPファイナルズ出場を目指して戦っているから、すべての週が僕にとって大事なんだ」

 シーズン末にイタリア・トリノで開催される世界トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」出場権を争うレースランキング(Race To Turin)で6位につけている24歳のルブレフは、この勝利で3年連続出場の可能性を更に高めた。

「ATPファイナルズに出場できたら本当に素晴らしいだろう。3年連続で出場するというのは僕にとって凄く重要なことなんだ」とルブレフは語った。

 キャリア12回目のツアー優勝を飾ったルブレフは決勝までの道のりでイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、第5シードのトミー・ポール(アメリカ)、元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)を破っており、その勢いに乗って決勝でも自信に満ちたプレーで昨年5月のパルマ以来となるツアー2勝目を目指していた22歳のコルダを退け今季のマッチ47勝目をマークした。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、マッシモ・ゴンサレス/アンドレス・モルテーニ(ともにアルゼンチン)がナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(ともにアメリカ)とのノーシード対決を6-7(6) 7-6(4) [10-5]で制してチャンピオンに輝いた。


男子ダブルス優勝のマッシモ・ゴンサレス(アルゼンチン/右)とアンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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