サーブの切り返し動作〜理想の腕の角度は?


みなさんは、サーブでこのような経験はありませんか?

◎サーブの練習をすると肩が痛くなる

◎頑張ってラケットを振ってもスピードが上がらない

様々な要因が考えられますが、今回はテークバックからフォワードスイングにかけての「腕の角度」にフォーカスしてお話しします。

テークバックからフォワードスイングへの切り返し動作で腕が伸びてしまうと、スイングスピードが上がらないばかりか、肩を痛める可能性が高くなります。



では、切り返し動作で理想となる腕の角度は?




答えは 90度




例えば、プロのピッチャーはダイナミックなフォームで投げているように見えますが、切り返し動作を切り取って見ると、腕の角度はおよそ90度をキープしています。

フォワードスイングでは、上腕の外旋、前腕の回外、そしてラケットという順番で力が伝わるのが理想ですが、腕を伸ばすことで、腕の付け根の肩から直接ラケットへと力が伝わる結果、肩に負荷がかかり痛めてしまいます。

また、身体の軸回転、回転速度の観点からも、腕は伸ばすより、折りたたんだ方が半径が短くなる分、回転速度、つまりスイングスピードも速くなります。

以上のことから、テークバックからフォワードスイングへの切り返し動作では、腕を90度に曲げるようにしましょう。


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