フェレールがブルゲラのあとを引き継ぎスペインのデビスカップ監督に就任

写真は左からスポーツ上級委員会(CSD)会長のホセ マヌエル・フランコ氏、ダビド・フェレール(スペイン)、スペイン王立テニス連盟会長のミゲル・ディアス氏(Getty Images)


 スペイン王立テニス連盟(RFET)が月曜日に公式サイトを更新し、元世界ランク3位で2019年5月に現役を引退したダビド・フェレール(スペイン)が新しいデビスカップ代表監督に就任したと発表した。

 選手として3度の世界一(2008~09年、11年)に貢献したフェレールは今季まで代表チームを率いていたセルジ・ブルゲラ(スペイン)のあとを引き継ぎ、次の3シーズンを任された。

 前任のブルゲラ氏は2017年から指揮を執り、デビスカップの新フォーマットが採用された2019年にスペイン・マドリッドで開催されたファイナルズで優勝を果たした。今シーズンのスペインはグループステージを突破して決勝トーナメントに進出したが、世界ランク1位のカルロス・アルカラス(スペイン)と同2位のラファエル・ナダル(スペイン)を欠く布陣で準々決勝敗退に終わっていた。

 現役時代のフェレールは2012年パリ(ATP1000/室内ハードコート)を含むシングルス27勝とダブルス2勝を挙げ、グランドスラム大会では2013年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で自己最高の準優勝を飾った。

 来季のデビスカップでスペインはワイルドカード(主催者推薦枠)でファイナルズ出場権を獲得しており、フェレール新監督の初陣は9月11日からの週に開催されるグループステージとなる予定になっている。

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写真◎Getty Images

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