アザレンカが20歳の新鋭ジェン・チンウェンを倒して8強入り「ゲームプランをしっかり遂行できた」 [アデレード国際1]

写真はビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 2023年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「アデレード国際1」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月1~8日/賞金総額82万6837ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、2012年&13年オーストラリアン・オープン優勝者のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が20歳のジェン・チンウェン(中国)を6-2 7-5で下してベスト8に進出した。

 産休後の難しい時期を抜けた元世界ランク1位のアザレンカは徐々に調子を上げ、現在は26位にまでランキングを戻してきている。

 昨年のフレンチ・オープンで16強入りするなどして飛躍してWTA最優秀新人賞に輝いた注目の若手を退けたアザレンカは試合後、「自分のゲームプランをかなりしっかり遂行できたと感じている。私は一貫性のある安定したプレーができたし、可能な限りチャンスを掴みにいっていた。今日は前の試合よりもアグレッシブだったし、気持ちよくプレーができたわ」と手応えを口にした。

 アザレンカは次のラウンドで、クレア・リュー(アメリカ)との予選勝者同士の2回戦を6-0 6-4で制して勝ち上がった18歳のリンダ・ノスコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では初戦に臨んだ第1シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がソラナ・シルステア(ルーマニア)を7-6(3) 6-1で破り、イリア カメリア・ベグ(ルーマニア)は第7シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 6-0で倒し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではジャバーが予選勝者のマルタ・コスチュク(ウクライナ)と、ベグは第4シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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