今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」（オーストラリア・ビクトリア州メルボルン／本戦1月16～29日／ハードコート）のジュニア女子シングルス1回戦で、第1シードの齋藤咲良（MAT Tennis Academy）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したステファニー・ウェブ（オーストラリア）に3-6 6-1 2-6で敗れた。試合時間は1時間32分。

　ジュニアグランドスラムに5度目の出場となる16歳の齋藤は、過去4大会でシングルス1勝とダブルス4勝をマーク。昨年10月に世界スーパージュニア（ITFグレードA／大阪・ITC靱テニスセンター／ハードコート）で単複2冠に輝くなどしてジュニア世界ランクを5位に上げ、同クラスの大会に初めてトップシードとして臨んでいた。

　この日は齋藤以外にも女子日本勢2人がシングルス初戦に臨み、園部八奏（与野テニスクラブ）がシュルティ・アフラワット（インド）を6-3 6-1で下してジュニアグランドスラムのデビュー戦を勝利で飾ったが、辻岡史帆（SYT月見野テニススクール）は予選勝者のラビニア・モレアーレ（イタリア）に6-7(5) 1-6で敗れた。

　16歳の辻岡は昨年11月に開催された「2023 DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES in 四日市」（三重県四日市市・四日市テニスセンター／ハードコート）で優勝し、ワイルドカード（主催者推薦枠）を獲得していた。

　ダブルスも始まり、女子日本勢は第4シードの木下晴結（LYNX TA大阪）／齋藤と第5シードの石井さやか（HSS）／小池愛菜（Team REC）が揃って初戦を突破した。

　2回戦では園部が第7シードのミラ・アンドレーワ（ロシア）と、木下／齋藤がアナスタシア・グレキナ（ロシア）／ダルヤ・スビリョンコバ（セルビア）と、石井／小池はアーニャ・マーシー（アメリカ）／マルヴィナ・ロウィンスカ（ポーランド）と対戦する。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）

大会7日目｜女子ジュニアの部

ジュニア女子シングルス1回戦◎試合結果｜日本人選手

●1齋藤咲良（日本／MAT Tennis Academy）[1] 3-6 6-1 2-6 ○2ステファニー・ウェブ（オーストラリア）[WC]

○13園部八奏（日本／与野テニスクラブ）6-3 6-1 ●14シュルティ・アフラワット（インド）

●19辻岡史帆（日本／SYT月見野テニススクール）[WC] 6-7(5) 1-6 ○20ラビニア・モレアーレ（イタリア）[Q]

ジュニア女子ダブルス1回戦◎試合結果｜日本人選手

○24木下晴結／齋藤咲良（LYNX TA大阪／MAT Tennis Academy）[4] 1-6 7-6(3) [10-6] ●23アマニ・ギシャール／アバ・クリュッグ（アメリカ）

○16石井さやか／小池愛菜（HSS／Team REC）[5] 6-2 6-0 ●15ギャビー・グレッグ／エリシア・キム（オーストラリア）[WC]

ジュニア女子シングルス2回戦◎組み合わせ｜日本人選手

25小池愛菜（日本／Team REC）[11] vs 27マリア ダシアナ・シウボタル（ルーマニア）[Q]

40石井さやか（日本／HSS）[12] vs 37チェ・オンユ（韓国）[Q]

57木下晴結（日本／LYNX TA大阪）[16] vs 59エリザラ・ヤネバ（ブルガリア）[LL]

13園部八奏（日本／与野テニスクラブ）vs 16ミラ・アンドレーワ（ロシア）[7]

ジュニア女子ダブルス2回戦◎組み合わせ｜日本人選手

24木下晴結／齋藤咲良（LYNX TA大阪／MAT Tennis Academy）[4] vs 22アナスタシア・グレキナ／ダルヤ・スビリョンコバ（ロシア／セルビア）

16石井さやか／小池愛菜（HSS／Team REC）[5] vs 14アーニャ・マーシー／マルヴィナ・ロウィンスカ（アメリカ／ポーランド）

ジュニア女子ダブルス1回戦◎組み合わせ｜日本人選手

17アリアナ・アナザガスティ パーソー／クロスリー真優（アメリカ／東京都TA）[7] vs 18カロリーナ・キュール／エラ・ザイデル（ドイツ）

3エマーソン・ジョーンズ／園部八奏（オーストラリア／与野テニスクラブ）vs 4ロシツァ・デンチェバ／ヨアナ・コンスタンチノバ（ブルガリア）

12チェ・オンユ／辻岡史帆（韓国／SYT月見野テニススクール）vs 11レベッカ・ムンク モーテンセン／クリスティアナ・シドロワ（デンマーク／ロシア）