3人のシード勢を倒した細木咲良が2週連続の決勝を制して今季初優勝 [W40モナスティル]
国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーW40/チュニジア・モナスティル/1月16~22日/賞金総額4万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、細木咲良(原商)がユリヤ・ハトウカ(ベラルーシ)とのノーシード対決を7-6(8) 6-4で制して今季初優勝を飾った。試合時間は1時間39分。
22歳の細木がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年4月のモナスティル(W15/ハードコート)以来でキャリア5度目となる。決勝での戦績は、通算5勝5敗となった。細木は前週に同地で開催された大会でも決勝に進出していたが、マリア・ティモフェーワ(ロシア)に5-7 4-6で敗れていた。
今大会での細木は1回戦で予選勝者の倉持美穂(マサスポーツシステム)を7-6(0) 6-1で、2回戦で第8シードのプリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)を7-5 6-1で、準々決勝で第4シードのイリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)を6-4 4-6 6-4で、準決勝では第6シードのアナスタシア・ゾロタレワ(ロシア)を2-6 6-2 7-6(4)で破って決勝進出を決めていた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者
日本人選手の試合結果
女子シングルス決勝
○20細木咲良(日本/原商)7-6(8) 6-4 ●11ユリヤ・ハトウカ(ベラルーシ)
女子シングルス準決勝
○20細木咲良(日本/原商)2-6 6-2 7-6(4) ●25アナスタシア・ゾロタレワ(ロシア)[6]
女子シングルス準々決勝
○20細木咲良(日本/原商)6-4 4-6 6-4 ●24イリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)[4]
女子シングルス2回戦
○20細木咲良(日本/原商)7-5 6-1 ●17プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)[8]
女子シングルス1回戦
○20細木咲良(日本/原商)7-6(0) 6-1 ●19倉持美穂(日本/マサスポーツシステム)[Q]
●3華谷和生(日本/三浦工業)[Q] 5-7 6-3 3-6 ○4ルチヤ・シリッチ バガリッチ(クロアチア)[WC]
●30川岸七菜(日本/フリー)[Q] 4-6 3-6 ○29ソフィア・ランセレ(ロシア)[WC]
女子ダブルス準々決勝
●10ジーナ・ファイステル/倉持美穂(ポーランド/マサスポーツシステム)5-7 6-7(2) ○12プリスカ マデリン・ヌグロホ/ウェイ・シージャ(インドネシア/中国)[3]
女子ダブルス1回戦
●14華谷和生/細木咲良(三浦工業/原商)0-6 1-6 ○13サダ・ナヒマナ/アンドレア・プリサカリウ(ブルンジ/ルーマニア)
○10ジーナ・ファイステル/倉持美穂(ポーランド/マサスポーツシステム)6-2 6-4 ●9マノン・レオナール/アンヘリカ・ラッジ(フランス/イタリア)
写真提供◎細木咲良:原商所属
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