劇的な5セットマッチの末にルーネを退けたルブレフが2年ぶりのベスト8進出 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が第9シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)に6-3 3-6 6-3 4-6 7-6(11-9)で競り勝ちベスト8に進出した。試合時間は3時間37分。
第5セットで5-2とリードしたルーネは5-3からのサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでブレークバックされたが、6-5からのレシーブゲームで15-40としてマッチポイントを握った。そのチャンスを凌がれたルーネは10ポイントタイブレークで5-0とリードしたが、じわじわと追い上げたルブレフが逆王手をかけると3度目のマッチポイントで放ったバックハンドのリターンがネットインで相手側に落ちるという劇的な幕切れで激闘に終止符が打たれた。
全豪に7年連続出場となる25歳のルブレフは、2021年のベスト8がこれまでの最高成績。第5シードとして臨んだ昨年は、3回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)に5-7 6-7(3) 6-3 3-6で敗れていた。
この結果でルブレフは、ルーネとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年11月にパリ(ATP1000/室内ハードコート)の3回戦で一度顔を合わせており、ルーネが6-4 7-5で勝っていた。
今大会でのルブレフは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)を6-3 6-4 6-2で、2回戦でエミル・ルースブオリ(フィンランド)を6-2 6-4 6-7(2) 6-3で、3回戦では第25シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-4 6-2 6-3で破って16強入りを決めていた。
ルブレフは準々決勝で、第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第22シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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