NCAAチャンピオンのシェルトンがウルフとのアメリカ勢対決を制し、2度目のグランドスラム本戦で準々決勝に快進撃 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、ベン・シェルトン(アメリカ)がJ.J.ウルフ(アメリカ)との同胞対決を6-7(5) 6-2 6-7(4) 7-6(4) 6-2で制してベスト8進出を果たした。試合時間は3時間47分。
全豪初出場でグランドスラム大会に参戦するのが3度目となる20歳のシェルトンは、初めて本戦入りした昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)では初戦敗退に終わっていた。
フロリダ大学在学中の昨年5月にNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のシングルスでタイトルを獲得したシェルトンは同年夏にプロ転向し、世界ランク500位以下からトップ100入りを果たすなどしてATPアワードの最優秀新人賞の候補に選ばれた。
両者は今回がツアー初対戦。24歳のウルフもオハイオ州立大学でカレッジテニスを経験しており、オールアメリカンに選ばれ2019年には大学テニスランキングで1位に輝いた実績を持っている。
今大会でのシェルトンは1回戦でジャン・ジージェン(中国)を4-6 6-3 6-2 2-6 7-6(10-4)で、2回戦で予選勝者のニコラス・ジャリー(チリ)を7-6(3) 7-6(3) 7-5で、3回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)のアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-3 7-6(4) 6-4で破って16強入りを決めていた。
シェルトンは準々決勝で、第24シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とトミー・ポール(アメリカ)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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