20歳のシェルトンがシード撃破で今季初勝利 [ASBクラシック]

写真はベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月9~14日/賞金総額71万3495ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した20歳のベン・シェルトン(アメリカ)が第7シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を7-6(1) 6-1で下して今季初勝利を挙げた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したシェルトンは、第2セットで4-0とリードを奪うと最後のゲームで3度目のブレークに成功して1時間22分で試合を締めくくった。

 昨年5月にNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のシングルスでタイトルを獲得したシェルトンは同年夏にプロ転向し、世界ランク500位以下からトップ100入りを果たすなどしてATPアワードの最優秀新人賞の候補に選ばれた。

 シェルトンは次のラウンドで、アレックス・モルチャン(スロバキア)を6-3 6-4で破って勝ち上がったカンタン・アリス(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合ではマルコス・ギロン(アメリカ)とラスロ・ジェレ(セルビア)のほか、イリ・レヘカ(チェコ)、グレゴワール・バレール(フランス)、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)の予選勝者3人が2回戦に駒を進めた。

 ユーバンクスがワイルドカードで出場した2020年大会チャンピオンのユーゴ・アンベール(フランス)を7-6(4) 7-6(3)で倒し、第6シードのジョン・イズナー(アメリカ)はバレールに7-6(3) 6-7(5) 3-6で競り負けバエスとともに初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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