2度目のグランドスラム制覇を目指すウインブルドン女王ルバキナがアザレンカを倒して決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第22シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-6(4) 6-3で倒して2度目のグランドスラム制覇にあと1勝と迫った。試合時間は1時間41分。

 グランドスラム大会でルバキナがこのラウンドを戦ったのは、四大メジャー初優勝を飾った昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア2度目だった。

 全豪に5年連続出場(2019年の予選敗退を含む)となる23歳のルバキナは、初めて本戦入りした2020年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。第12シードで臨んだ昨年は、ジャン・シューアイ(中国)に対する2回戦で途中棄権を強いられていた。

 この結果でルバキナは、アザレンカとの対戦成績を2勝0敗とした。この結果でアザレンカは、ルバキナとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年3月にインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)の3回戦で一度顔を合わせており、ルバキナが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのルバキナは1回戦でエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)を7-5 6-3で、2回戦でカーヤ・ユバン(スロベニア)を6-2 6-1で、3回戦で前年のファイナリストで第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 5-7 6-2で、4回戦で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 6-4で、準々決勝では第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 6-2で破って4強入りを決めていた。

 ルバキナは決勝で、第5シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)とノーシードから勝ち上がってきた世界ランク45位のマグダ・リネッテ(ポーランド)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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