サバレンカのセット連取が「20」でストップ、“クール&ホット対決”の女子決勝はルバキナが第1セットを先取 [オーストラリアン・オープン]

写真は試合前のフォトセッションでのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ/右側)とエレーナ・ルバキナ(カザフスタン/左側)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス決勝で第5シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第22シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が対戦し、第1セットはルバキナが6-4で先取した。

 第3ゲームでブレークしてリードしたルバキナは一旦4-4に追いつかれたが、その直後にふたたび相手のサービスゲームを破ると続くサービング・フォー・ザ・セットをラブゲームでキープした。ジュニア時代も含め、ふたりの対決でルバキナが第1セットを先取したのはこれが初めてとなる。

 両者のツアーでの対戦成績は、すべてフルセットでの決着ながら3勝0敗でサバレンカがリード。グランドスラム大会では2021年7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の4回戦で顔を合わせ、サバレンカが6-3 4-6 6-3で勝っている。

 2023年シーズン開幕戦のひとつとなるアデレード(WTA500/ハードコート)でツアー11勝目を挙げたサバレンカは今季に入ってここまで1セットも落とさず10連勝中と勢いに乗っており、初のグランドスラム決勝で悲願達成を目指している。

 全豪に5年連続出場(2019年の予選敗退を含む)となる23歳のルバキナは、初めて本戦入りした2020年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。 昨年のウインブルドンでグランドスラム初タイトルを獲得したルバキナは、早くも2勝目に王手をかけている。

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写真◎Getty Images

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