ズベレフがワウリンカに勝利、ドイツ対スイスは1勝1敗で2日目へ [デビスカップ]

写真は試合後に握手を交わすアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/右)とスタン・ワウリンカ(スイス)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」ファイナルズ予選「ドイツ対スイス」(2月3、4日/ドイツ・ラインラント プファルツ州トリーア/室内ハードコート)の初日が終了し、両チームのエースが勝利をおさめて1勝1敗で折り返した。

 オープニングマッチでマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)がオスカー・オッテ(ドイツ)に2-6 6-2 6-4で逆転勝利をおさめたあと、第2試合でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がスタン・ワウリンカ(スイス)を6-4 6-1で退けた。

 注目された第2試合の第1セットは長く白熱したラリーが展開されたが、3-1から3-3に追いついたズベレフが第10ゲームでふたたびブレークして先行した。

 第2セットはズベレフが相手のサービスゲームを2度破って5-1とリードを広げ、ワウリンカが最後の意地を見せたサービング・フォー・ザ・マッチでも踏ん張り抜いてキープしてきっちり試合を終わらせた。

「僕はよりアグレッシブにプレーしたと思うし、スタンの士気も少し落ちたかもしれない。でも最後には自分のレベルを上げることができたし、それについては非常に満足しているよ」とズベレフは試合後にコメントした。

 土曜日にはまずダブルスでアンドレアス・ミース/ティム・プッツ(ドイツ)とレアンドロ・リエディ/ドミニク・ストリッカー(スイス)が対戦し、相手を入れ替えたシングルスが行われる予定になっている。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。ITFは同社とのパートナシップ終了を発表したが、今年の大会は予定通り行われることになっている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合と2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われ、各対戦に勝利した12ヵ国が同年のファイナルズに進出する。

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写真◎Getty Images

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