モンペリエ優勝直後のシナーがチチパスとの2回戦へ、第2シードのルブレフは初戦敗退 [ATPロッテルダム]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ABN AMROオープン」(ATP500/オランダ・南ホランド州ロッテルダム/2月13~19日/賞金総額222万4460ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦でヤニク・シナー(イタリア)がバンジャマン・ボンジ(フランス)を6-2 3-6 6-1で倒し、前週から続ている連勝を「4」に伸ばした。

 前週のモンペリエで今季初優勝を飾ったシナーは、日曜日に決勝を戦ったあとロッテルダムに移動していた。

「当然ながら大会に遅れて入るのは難しいから、今日のパフォーマンスについてはとても満足している。僕にとっては簡単じゃなかった。今日はアンフォーストエラーが多かったけど、それでも自分のテニスに集中し続けようとしていた。スタートはかなりよかったし、締めくくり方もよかったからうれしいよ」とシナーは試合後にコメントした。

 シナーは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていた第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。シナーはチチパスに対して1勝5敗と大きく負け越しており、1月のオーストラリアン・オープン4回戦ではフルセットの末に敗れている。

 この日は2回戦が3試合行われ、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、タロン・グリークスプア(オランダ)、スタン・ワウリンカ(スイス)が8強入りを決めた。ディミトロフが第5シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に7-6(4) 7-6(5)で競り勝ち、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したグリークスプアが第8シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、ワウリンカはリシャール・ガスケ(フランス)を6-3 6-3で退けた。

 そのほかの試合では第4シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)、アレックス・デミノー(オーストラリア)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、マキシム・クレッシー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。2021年大会チャンピオンで第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)はデミノーに4-6 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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