地元アルゼンチンの期待を背負うセルンドロが8強入り、シュワルツマンはここ8大会で7度目の初戦敗退 [アルゼンチン・オープン]

写真はディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アルゼンチン・オープン」(ATP250/アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月13~19日/賞金総額71万1600ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)がジャウメ・ムナール(スペイン)を6-2 6-1で下してベスト8進出を決めた。

 お互いに2ゲームずつキープしたあと2回連続でブレークして第1セットを先取したセルンドロは、第2セットでも1ゲームしか落とさず1時間16分で快勝した。

 母国の期待を背負うセルンドロは次のラウンドで、第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-1 6-3で破って勝ち上がったベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、シュワルツマンはこの試合が初戦だった。

 月曜日に更新されたATPランキングでセルンドロ(30位)に抜かれて自国トップの座から陥落したシュワルツマン(32位)は、「フランシスコに追い抜かれたことにはまったく満足していない。彼には頑張って欲しいと思っているけど、この状況を喜ぶことはできないよ」と前日に話していた。

「ベストの状態を取り戻した。そのためには戦いのリズムとふたたび自信を取り戻すような試合をする必要がある。自分のテニスが機能し始めれば、もう一度トップ10に返り咲くことができると僕は信じている」

 ここ8大会で7度目の初戦敗退を喫したシュワルツマンはランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで38位となり、セバスチャン・バエス(アルゼンチン)にも抜かれてアルゼンチンの3番手となった。

 そのほかの試合では第3シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)がペドロ・カチン(アルゼンチン)を6-2 6-3で退け、予選勝者のフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したドミニク・ティーム(オーストリア)を6-4 6-4で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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