メドベージェフが前年覇者オジェ アリアシムを下して4強入り「今日は今週のベストマッチだった」 [ATPロッテルダム]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ABN AMROオープン」(ATP500/オランダ・南ホランド州ロッテルダム/2月13~19日/賞金総額222万4460ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第6シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第3シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-2 6-4で下し、同大会で4年ぶり2度目の強入りを決めた。

 ベースラインプレーで相手を圧倒したメドベージェフは2セットを通して5本しかアンフォーストエラーを犯さず、相手のサービスゲームを4度破ってオジェ アリアシムとの対戦成績を5勝0敗とした。オジェ アリアシムは昨年の大会でツアー初優勝を飾っていたが、タイトルを防衛することはできなかった。

「今日は今週のベストマッチだったけど、更によいくしていかなければならない。最高の週というのは最後の試合で最高のプレーをするものだから、そこを目指していくよ」とメドベージェフは試合後にコメントした。

 メドベージェフは次のラウンドで、アレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 3-6 7-6(6)で破って勝ち上がったグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

 同大会で2018年に準優勝した実績を持つディミトロフは第2セットでややペースダウンしてデミノーに挽回を許したが、第3セットのタイブレークで4-6とマッチポイント握られてから4ポイントを連取して勝利をもぎ取った。

 次戦に向けた準備について聞かれたメドベージェフは、「戦略にについては頭の中にある。彼も同じことをしようとして、いいプランを立ててくるだろうね。僕たちはここ2対戦で1勝1敗だ。いつも言っているけど、過去の対戦成績がどうであっても次に当たるときは新しい試合なんだ」と答えた。

「明日はタフな試合になることを覚悟しているよ。彼は素晴らしい選手で、今日もいい試合をしていた。見事なカムバックだった。だから明日の厳しい戦いに挑む準備はできている」

 もうひとつの準決勝は、ヤニク・シナー(イタリア)とタロン・グリークスプア(オランダ)の顔合わせとなった。シナーがスタン・ワウリンカ(スイス)を6-1 6-3で退け、グリークスプアは同じくワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したハイス・ブラウワー(オランダ)との地元勢対決を6-4 6-4で制した。

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写真◎Getty Images

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