2017年大会覇者ティームはモンテーロに競り負け初戦敗退 [リオ・オープン]

写真はアルゼンチン・オープンでのドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月20~26日/賞金総額217万8980ドル/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)はチアゴ・モンテーロ(ブラジル)に1-6 6-3 6-7(2)で惜敗した。

 1ゲームしか取れずに第1セットを落としたティームは第2セットを取り返したが、お互いにキープし合って迎えた第3セットのタイブレークをモンテーロが制して2時間44分で勝利をもぎ取った。

 2017年の同大会で優勝した実績を持つティームは前週のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)で2023年の初勝利を挙げたが、今季はデビスカップを含む5大会で1勝6敗と苦戦が続いている。

 今季のツアー初勝利を挙げた地元ブラジルのモンテーロは次のラウンドで、第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

 この日プレーしたシード勢は第9シードのアレックス・モルチャン(スロバキア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した16歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)を6-0 6-3で下して2回戦に駒を進めたが、第3シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)は予選勝者のニコラス・ジャリー(チリ)に4-6 1-6で敗れた。

 そのほかの試合ではラスロ・ジェレ(セルビア)が6-2 3-2とリードした時点で予選勝者のファクンド・バグニス(アルゼンチン)が左脚のケガを理由に棄権したため勝ち上がり、ペドロ・マルチネス(スペイン)がクリスチャン・ガリン(チリ)を7-6(0) 6-4で倒し、ウーゴ・デリエン(ボリビア)はジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-0 6-2で退けそれぞれ初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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