ノリーとデリエンがベスト8に進出、初戦敗退のベルッチは母国で現役生活に別れを告げる [リオ・オープン]

写真はキャリア最後の試合を終えてファンの声援に応えるトーマス・ベルッチ(ブラジル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月20~26日/賞金総額217万8980ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)がチアゴ・モンテーロ(ブラジル)に7-5 7-5で競り勝ちベスト8に進出した。

 モンテーロは両セットとも4-5からブレークバックに成功しながら次のゲームをキープすることができず、ノリーが苦戦を強いられながらも2時間30分で勝利をもぎ取った。

 ノリーは次のラウンドで、第9シードのアレックス・モルチャン(スロバキア)を1-6 6-2 6-2で破って勝ち上がったウーゴ・デリエン(ボリビア)と対戦する。

 この日は雨で中断した3試合を含む前日に消化でなかった男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、第6シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、第7シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、ベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)が初戦を突破した。

 ラヨビッチが第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-1 6-4で下してシードダウンを演じ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した35歳のトーマス・ベルッチ(ブラジル)はバエスに3-6 2-6で敗れて現役生活に別れを告げた。

 過去3年間で複数のケガに悩まされていたベルッチは915位までランキングを落とし、母国で最大のATPツアー公式戦を最後の舞台に選んだ。現役時代のベルッチはツアー大会でシングルス4勝(準優勝4回)&ダブルス1勝(準優勝2回)を挙げ、世界ランク自己最高21位(ダブルス70位)をマークした。

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写真◎Getty Images

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