トップシードのムゼッティがムナールに3連敗で初戦敗退、南米のクレーコート3連戦を1勝3敗で終える [チリ・オープン]

写真はアルゼンチン・オープンでのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月27日~3月5日/賞金総額54万6340ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、ジャウメ・ムナール(スペイン)が第1シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-4 6-4で倒す番狂わせに成功して8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ムゼッティはこの試合が初戦だった。ムナールはいずれもチャレンジャー大会ではあったが、ムゼッティと過去2戦して2勝していた。

「今日のプレーは難しかった。コートは月曜日の夜よりもずっと速く、僕は自分のサービスに集中して多彩なプレーをしようとしていたんだ。彼は素晴らしい選手だ。今日は最高の調子ではなかったけど、僕は自分のスキルを駆使して相手に心地よくプレーさせないようにしたよ。今日はそれをうまくできたと思う」とムナールは試合後にコメントした。

「僕はベストを尽くすためにここにいる。ここに来る前は準備が不十分だった。フィットネスレベルも万全ではなく、ハードに練習してその日その日をこなしていたんだ。僕のチームも本当にいい仕事をしていると思うし、ここで2試合に勝ったんだから最高の結果を期待したいね」

 世界ランク18位のムゼッティは年頭の男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」で4勝を挙げて好スタートを切ったが、南米でのクレーコート3連戦(ブエノスアイレス、リオデジャネイロ、サンティアゴ)では1勝3敗を揮わなかった。

 ムナールは次のラウンドで、マルコ・チェッキナート(イタリア)を3-6 6-3 6-2で破って勝ち上がったチアゴ・モンテーロ(ブラジル)と対戦する。

 そのほかの試合ではニコラス・ジャリー(チリ)が第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に6-4 4-6 7-6(2)で競り勝ち、予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)はロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を7-6(6) 6-2で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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