エチェベリが親友セルンドロ兄を倒してブエノスアイレスに続くキャリア2度目のツアー8強入り [チリ・オープン]

写真はアデレード国際2でのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月27日~3月5日/賞金総額54万6340ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)が第2シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)との同胞対決を6-3 3-6 6-3で制してベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、セルンドロはこの試合が初戦だった。強力なサービスとフォアハンドの強打でよき友人を倒したエチェベリは、トップ50の選手に対するキャリア2勝目を挙げた。

 昨年までツアーレベルのシングルスで2回戦より先に勝ち進んだことがなかったエチェベリだが、2週間前のブエノスアイレスに続いてキャリア2度目の8強入りを果たした。

「フランシスコはATPツアーでだけでなく、人生においても僕の親友のひとりなんだ。僕にとっては信じられないような試合だった。友人との対決は難しいから、最初のほうはプレッシャーを感じていたよ。僕たちはお互いをよく知っているからね。第1セットと第3セットでブレークできたことが違いを生んだと思う」とエチェベリは試合後にコメントした。

 エチェベリは次のラウンドで、予選勝者のフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2 2-6 7-6(2)で破って勝ち上がったドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2021年大会チャンピオンのクリスチャン・ガリン(チリ)を6-4 6-3で下し、第6シードのラスロ・ジェレ(セルビア)は予選勝者のリカルド・ボナディオ(イタリア)を7-5 7-5で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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