地元アメリカ勢対決を制したナカシマとギロンが初戦を突破 [ATPインディアンウェルズ]

写真はブランドン・ナカシマ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)がジョン・イズナー(アメリカ)との地元勢対決を7-6(7) 6-3で制した。

 お互いにキープし合って突入した第1セットのタイブレークをセットポイントを凌いだ末に奪ったナカシマは、第2セット第6ゲームで唯一のブレークに成功すると5-3からのサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間38分で勝利を決めた。ふたりはこれが4度目のマッチアップだったが、ナカシマが3勝目を挙げた。

「彼は大きな爆弾を投下してくるけど、こちらにもいくつかチャンスがくることはわかっている。それを見極めて、それがきたときに逃さないようにしなければならないんだ」とナカシマは試合後にコメントした。

「この大会は子供の頃によく観にきた大会のひとつなんだ。アットホームは雰囲気だし、家族や友人たちがたくさん応援に来てくれるから凄くうれしいよ」

 ナカシマは次のラウンドで、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日は地元勢対決がもう1試合あり、マルコス・ギロン(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-3 7-5で下して2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合ではディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、イリ・ラフェチュカ(チェコ)、エミル・ルースブオリ(フィンランド)、ペドロ・カチン(アルゼンチン)、ワイルドカードを得て参戦したウー・イービン(中国)、ジェイソン・クブラー(オーストラリア)、ユーゴ・アンベール(フランス)、オスカー・オッテ(ドイツ)、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)のほか、クリスチャン・ガリン(チリ)、日本のダニエル太郎(エイブル)、ウー・トゥンリン(台湾)、アレハンドロ・タビロ(チリ)の予選勝者4人が初戦を突破した。

 シュワルツマンが同胞のフェデリコ・コリア(アルゼンチン)を6-1 6-2で退け5大会ぶりの勝ち星を挙げ、昨年8月以来の大会出場となったガエル・モンフィス(フランス)はトンプソンに3-6 1-6で敗れて復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

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写真◎Getty Images

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