ラドゥカヌがアダッド マイアを倒して初の4回戦進出、2021年USオープン以降で最大の勝利 [WTAインディアンウェルズ]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第13シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-1 2-6 6-4で倒して初のベスト16進出を決めた。

 好スタートを切って1ゲームしか落とさず第1セットを先取したラドゥカヌは第2セットを取り返されたが、1時間以上かかった第3セットでは5-4とリードして迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで4度目のマッチポイントをものにして2時間19分で勝利をもぎ取った。

「いつくかのポイントで私は本当に高いレベルのプレーをしていたと思う。第1セットと第3セットでは凄くいいプレーができていた。いいポイントや瞬間が何度かあったし、第3セットは全体的にレベルが高くなって激しいバトルになったわ」とラドゥカヌは試合後にコメントした。

 ここしばらくコンスタントな成績を挙げることができていなかったラドゥカヌにとって、世界ランク13位のアダッド マイアは予選からの快進撃でグランドスラム初優勝を飾った2021年USオープン以降に勝った中で最高位の選手となる。更に彼女がツアーレベルで3連勝したのは、4強入りした昨年9月のソウル以来で4度目に過ぎない。

 ラドゥカヌは次のラウンドで、第32シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-3 7-6(1)で破って勝ち上がった第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。両者は昨年4月にシュツットガルトの準々決勝で一度顔を合わせており、シフィオンテクがストレートで勝っている。

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写真◎Getty Images

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