18歳最後の日にノスコバとの10代対決を制したガウフが4回戦へ「ここでプレーするということがプレゼント」 [WTAインディアンウェルズ]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)が同じ18歳のリンダ・ノスコバ(チェコ)との初対決を6-4 6-3で制してベスト16に進出した。

 両セットとも早い段階で相手のサービスゲームを破って先行したガウフは、第2セット5-3から3度目のブレークに成功して1時間17分で勝利を決めた。

「本当に特別なことだわ。知っている人もいると思うけど、私の誕生日は明日なの。ここにいてプレーするということが私にとって素晴らしいプレゼントだわ」とガウフは試合後のオンコートインタビューで語った。

 現時点で女子のトップ100には世界ランク6位のガウフを筆頭に17歳で53位のリンダ・フルビルトバ(チェコ)と54位のノスコバのほか、18歳で94位のディアナ・シュナイダー(ロシア)の4人が名を連ねている。ノスコバは1年前は200位にも入っていなかったが、今季は既にトップ10プレーヤーを2人も倒している。

 15歳でセンセーションを巻き起こしたガウフはすっかりツアーの常連となっており、昨年のフレンチ・オープンでグランドスラム決勝を経験するなど若手たちの先頭を走る存在となっている。今大会でもダブルスを組んでいるジェシカ・ペグラ(アメリカ)が「彼女は頭の回転が速い」と評するように年齢にしては成熟して落ち着いているガウフは、洞察力に満ちた発言をすることもある。

「私はもうかなり長い間ここにいるわ。今ではほとんどの大会でプレーしたような気がするし、他の選手とも友達になった。でもテニス面や経験値という意味で、私はまだ他の選手たちと比べて若いと感じているの」とガウフは大会前に話していた。

 ガウフは次のラウンドで、ジル・タイヒマン(スイス)を3-6 6-3 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles