2試合連続の新旧USオープン女王対決を制したシフィオンテクが準々決勝に進出 [WTAインディアンウェルズ]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-3 6-1で退け8強入りを決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したシフィオンテクは、第2セット0-1から最後の6ゲームを連取して1時間24分でラドゥカヌに対する2度目の勝利を決めた。両者は昨年4月にシュツットガルト(WTA500/室内クレーコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、シフィオンテクが6-4 6-4で勝っていた。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第5シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-4 4-6 7-5で倒す番狂わせを演じて勝ち上がったソラナ・シルステア(ルーマニア)と対戦する。両者は昨年1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦で一度対決しており、シフィオンテクが苦戦を強いられながらも5-7 6-3 6-3で勝っている。

 そのほかの試合では第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第7シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第10シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第15シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 シード対決ではサバレンカが第16シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 2-6 6-4で退け、サカーリが第17シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-4 5-7 6-3で振りきり、クビトバは第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)に6-2 3-6 7-6(11)で競り勝った。

 準々決勝ではサバレンカがガウフと、サカーリがクビトバと、ルバキナはムチョバと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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