予選突破の綿貫陽介が2度目のATPマスターズ1000大会で初の本戦入り [マイアミ・オープン]

写真は2022年オーストラリアン・オープンでの綿貫陽介(フリー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月2日/賞金総額1015万5105ドル/ハードコート)の予選決勝で第19シードの綿貫陽介(フリー)が第2シードのクリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-4 6-4で倒し、2度目のATPマスターズ1000大会で初の本戦入りを決めた。試合時間は1時間32分。

 同大会に初めて出場した24歳の綿貫は、前日に行われた1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した17歳のアレクサンダー・ブロックス(ベルギー)を3-6 6-3 6-0で破って勝ち上がっていた。前週末に終了したインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)では、予選1回戦でシャン・ジュンチェン(中国)に6-7(1) 6-7(3)で惜敗していた。

 本戦の組み合わせ決まり、綿貫は1回戦で同じ予選勝者のブノワ・ペール(フランス)と対戦することになった。

 予選には内田海智(富士薬品)も出場していたが、初戦で第7シードのクリスチャン・ガリン(チリ)に4-6 4-6で敗れていた。

 そのほかの日本勢はダイレクトインの西岡良仁(ミキハウス)とワイルドカードを受け取ったダニエル太郎(エイブル)がシングルスに参戦しており、初戦の相手は第28シードの西岡がアレックス・モルチャン(スロバキア)と予選を勝ち上がってきたジョーダン・トンプソン(オーストラリア)の勝者、ダニエルはアルトゥール・リンデルネック(フランス)となっている。

 マイアミ・オープンはATPツアーで通常なら年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの今季第2戦で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○8綿貫陽介(日本/フリー)[19] 6-4 6-4 ●5クリストファー・オコネル(オーストラリア)[2]

予選1回戦

○8綿貫陽介(日本/フリー)[19] 3-6 6-3 6-0 ●7アレクサンダー・ブロックス(ベルギー)[WC]

●26内田海智(日本/富士薬品)4-6 4-6 ○25クリスチャン・ガリン(チリ)[7]

上位出場選手シード順位|シングルス

カルロス・アルカラス(スペイン)[1]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[2]
キャスパー・ルード(ノルウェー)[3]
ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4]
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[5]
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[6]
ホルガ・ルーネ(デンマーク)[7]
ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[8]

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写真◎Getty Images

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