アンドレスクがサカーリとの死闘を制して3回戦へ「できる限り試合を楽しもうとしている」 [マイアミ・オープン]

写真は勝利を決めて歓喜の雄叫びを上げるビアンカ・アンドレスク(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月21日~4月2日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が第7シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を5-7 6-3 6-4で倒してベスト32に進出した。

 エマ・ラドゥカヌ(イギリス)に対する1回戦でも3セットを戦っていたアンドレスクは過去のサカーリとの直接対決で2度ともフルセットの死闘を演じていたが、この日も期待に違わぬ熱戦となった。3度目のマッチポイントでサカーリのバックハンドがネットにかかって3時間4分のバトルに終止符が打たれた瞬間、アンドレスクは屈み込んで歓喜の雄叫びを上げた。

「ケイレンしなくてよかった!最後に彼女と対戦したときはケイレンを起こしてしまったの。だからフィジカル的に乗り越えることができて凄くうれしいわ」とアンドレスクは試合後のオンコートインタビューで語った。

「できる限り試合を楽しもうとしているの。メンタル的にもフィジカル的にもいい状態なら、それだけでボーナスみたいなものだから」

 アンドレスクは次のラウンドで、第28シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-3 6-4で破って勝ち上がったソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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