ペグラを倒したルバキナが女子では史上5人目の『サンシャイン・ダブル』達成に王手 [マイアミ・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月21日~4月2日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第10シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を7-6(3) 6-4で退け、女子では史上5人目となる『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミの連続優勝)』達成に王手をかけた。

 5-4と6-5からのサービスゲームをキープできずタイブレークの末に第1セットを落としたペグラは雨による中断を挟んで始まった第2セットで2度ブレークアップしながら追いつかれ、ルバキナが2-4から最後の4ゲームを連取して1時間51分で勝利をもぎ取った。

 両者はこれが3度目のマッチアップだったが、ペグラは初黒星を喫した。マイアミでは昨年の3回戦で顔を合わせ、ペグラが6-3 6-4で勝っていた。

 前週のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)で世界トップ2のイガ・シフィオンテク(ポーランド)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を倒して昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に次ぐビッグタイトルを獲得したルバキナは、連勝を「13」に伸ばした。

 ルバキナは決勝で、第15シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と世界ランク74位のソラナ・シルステア(ルーマニア)の勝者と対戦する。同日の早い時間帯に雨で順延となっていた準々決勝をプレーしたクビトバは、第18シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 3-6 6-3で破って勝ち上がっていた。

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写真◎Getty Images

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