ペグラが快勝で初戦を突破、ベスト16が出揃う [WTAチャールストン]

写真はマイアミ・オープンでのジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月3~9日/賞金総額78万637ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-2 6-0で退け今季のクレーコート初戦を勝利で飾った。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ペグラはこの試合が初戦だった。立ち上がりから4ゲーム連取と好スタートを切って第1セットを先取したペグラは第6ゲームでサービスダウンを喫しはしたが、第2セットでは1ゲームも落とさず64分で快勝した。

「私はヒルトンヘッドで育ったから、以前に何年かここで練習していたの。だから多くの人たちが私のプレーを観にきてくれたのを知っている。ここは子供の頃に私がテニスを学んだ場所だから、本当に特別だわ」とペグラは試合後のオンコートインタビューで語った。

「(クレーコートでは)クリエイティブなプレーをするために少し余計に時間があるけど、私はキャリアを通してその部分でかなり上達したと思う。以前ならハードコートが得意だと言っていたかもしれないけど、私のテニスはクレーコートでもうまく機能すると今は思っているの。タッチショットなどがうまくなっているし、ドロップショットも好きだしね」

 同大会で初の8強入りを目指すペグラは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したソフィア・ケニン(アメリカ)を6-1 6-4で破って勝ち上がった第15シードのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)と対戦する。

 この日初戦に臨んだペグラ以外の上位シード勢は第3シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第4シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第7シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第8シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)が3回戦に駒を進めたが、2021年大会チャンピオンで第5シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)は同胞で19歳のディアナ・シュナイダー(ロシア)に4-6 3-6で敗れた。

 そのほかの試合では第9シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第12シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)、ユリア・グラベール(オーストリア)、ワイルドカードで出場したキャロライン・ドラハイド(アメリカ)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 3回戦ではカサキナがペラと、ベンチッチがロジャーズと、アレクサンドロワがグラベールと、リネッテがキーズと、バドーサがシュナイダーと、ドラハイドは第2シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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