好調シナーが初戦に勝利、3回戦の相手は西岡 [バルセロナ・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・カタルーニャ州バルセロナ/4月18~24日/賞金総額280万2580ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのヤニク・シナー(イタリア)がディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-2 6-4で下してベスト16に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シナーはこの試合が初戦だった。2ゲーム連続のサービスダウンで始まった第1セットを1-2から5ゲーム連取で先取したシナーは、第2セット4-4からブレークしたあと続くサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間40分で試合を締めくくった。

「特にリターンゲームでいいスタートを切れたと思う。かなりアグレッシブにプレーしようとしたからアンフォーストエラーもいくつかあったけど、初戦だったことを踏まえれば想定内だった。落ち着きを保ち、重要な瞬間にベストのプレーをしようとしていたよ」とシナーは試合を振り返った。

 今季の戦績を25勝6敗としたシナーは次のラウンドで、ダビド・ゴファン(ベルギー)を6-1 7-5で破って勝ち上がった第16シードの西岡良仁(ミキハウス)と対戦する。

「今は明日の試合のため回復することに気持ちを集中させる。明日は今日よりいいフィーリングでスタートできるよう願っている」とシナーは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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