ルードが20歳シェルトンに対するリベンジに成功「彼は短期間で驚くべき進歩を遂げた」 [バルセロナ・オープン]

写真はキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・カタルーニャ州バルセロナ/4月18~24日/賞金総額280万2580ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が20歳のベン・シェルトン(アメリカ)を6-2 7-6(1)で退けベスト16に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ルードはこの試合が初戦だった。2ゲームしか取れずに第1セットを落としたシェルトンは第2セット3-5から挽回してタイブレークに持ち込んだが、ルードがそこで若き挑戦者を圧倒した。

「彼は素晴らしいプレーをしていたし、僕も凄くいいプレーをしていたと思う。僕は第1セットで完璧なプレーをし、彼はミスが多かった。でも第2セットはどのゲームも厳しく、タフなラリーが多かったと思う」とルードは試合を振り返った。

 シェルトンがまだ世界ランク299位で無名選手だった昨年8月にシンシナティの2回戦で負けていたことを指摘されたルードは、「もちろん、僕はリベンジしたかった」と答えた。

「サーフェスが違うし、別の大陸で行われる別の大会だ。クレーコートでは普通のことだけど、ここではポイントを取るために時間的な余裕があると感じた。あのときのことは頭の片隅にあったよ。昨年のシンシナティはベンにとってブレイクスルーの大会だったと思う。彼は今年もオーストラリアン・オープンで準々決勝に進出したし、短期間で驚くべき進歩を遂げた。今日は彼よりも僕が心地よくプレーできるレッドクレーだったけど、僕は最高のプレーをしなければならなかった」

 ルードは次のラウンドで、第15シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)とフランチェスコ・パッサーロ(イタリア)の勝者と対戦する。22歳のパッサーロはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した39歳のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)を6-1 6-1で下し、ATP500大会で初の本戦勝利をマークした。

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写真◎Getty Images

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