サバレンカとの世界トップ2による頂上決戦を制したシフィオンテクが2連覇を達成「本当に本当に勝ちたかった」 [WTAシュツットガルト]

写真は世界トップ2による頂上決戦を制して2連覇を達成したイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月17~23日/賞金総額78万637ドル/室内クレーコート)の女子シングルス決勝で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-3 6-4で下し、初参戦だった昨年から続いている同大会での連勝を「8」に伸ばして2連覇を達成した。

 第2セット第4ゲームで直面した唯一のブレークポイントをセーブしたシフィオンテクは各セットで一度ずつ相手のサービスゲームを破り、1時間50分で世界トップ2による頂上決戦を制した。両者はこれが7度目の対戦だったが、シフィオンテクが5勝目を挙げた。

 21歳のシフィオンテクがツアー大会でタイトルを獲得したのは、2月のドーハ以来で通算13度目(準優勝3回)となる。彼女は肋骨のケガを理由にマイアミとビリー ジーン・キング・カップ予選ラウンドを欠場したあと、3月のインディアンウェルズ以来となる今季5大会目に臨んでいた。

「本当に本当に勝ちたかった。でもそのことに気持ちを集中させてはダメだということと、ここまでの試合と同じように自分のやるべきことをやり続けなければならないことはわかっていた。いいメンタリティで自分がやりたいテニスにしっかり集中できて凄く満足しているわ」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 このあとに行われたダブルス決勝では、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのデザレー・クラブチェク(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)が第3シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)を6-4 6-1で退けコンビ2勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったデザレー・クラブチェク(アメリカ/左)とデミ・シヒュース(オランダ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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