2年ぶり出場のシフィオンテクが初戦突破、ルバキナはカリンスカヤにフルセット負け [マドリッド・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額765万2174ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のユリア・グラベール(オーストリア)を6-3 6-2で下してベスト32に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シフィオンテクはこの試合が初戦だった。第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット3-0から一度サービスダウンを喫したが、3-2から最後の3ゲームを連取して1時間10分で勝利を決めた。シフィオンテクは昨年の大会を肩のケガで欠場しており、今回が2年ぶり2度目の出場となる。

 シフィオンテクは次のラウンドで、タチアナ・マリア(ドイツ)を6-1 6-3で破って勝ち上がった第28シードのベルナルダ・ペラ(アメリカ)と対戦する。

 この日初戦に臨んだシフィオンテク以外のトップ10プレーヤーは第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)が3回戦に駒を進めたが、第7シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)はアンナ・カリンスカヤ(ロシア)に5-7 6-4 2-6で敗れた。

 そのほかの試合では第11シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、第12シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第16シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第18シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)、第21シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、第22シードのジェン・チンウェン(中国)、第27シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)、第29シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)、アリシア・パークス(アメリカ)、ワン・シユ(中国)、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が2回戦を突破した。

 第15シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)がパークスに2-6 6-7(5)で、第23シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)がワンに6-3 6-7(5) 2-6で、第25シードのジル・タイヒマン(スイス)はツレンコに6-3 2-6 4-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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