前年覇者ノリーが準決勝へ、オジェ アリアシムは右肩のケガで棄権 [リヨン・オープン]

写真はBNLイタリア国際でのキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月21~27日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が第6シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を6-2 2-6 6-1で振りきりベスト4に進出した。

 2021年から2年連続で決勝に進出して昨年の大会でタイトルを獲得したノリーは同大会との相性がよく、第3セットで相手を圧倒して1時間51分で力強く試合を締めくくった。

「第2セットでの彼(バエス)は第1セットでの僕がそうだったように、競ったゲームを取って力強くカムバックしてきた。僕は気持ちをリセットし、最終セットでエネルギッシュに再スタートした。今年は3セットマッチでたくさん勝っているから、大きな自信を持っていた。堅実な試合ができたと思う」とノリーは試合を振り返った。

 ノリーは次のラウンドで、ジャック・ドレイパー(イギリス)を4-6 6-4 6-3で破って勝ち上がった第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)とアルトゥール・フィス(フランス)の顔合わせとなった。第8シードのナカシマが第3シードのトミー・ポール(アメリカ)との同胞対決を6-3 7-6(4)で制し、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のフィスは第1シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が右肩のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がった。

 オジェ アリアシムは自身のインスタグラムを通し、「今夜の試合を棄権しなければならなくなって残念です。数日前から肩の痛みに悩まされており、今日の試合に向けて最善を尽くして準備しましたがしっかり戦うことができないと感じました。何とか問題を解決し、できることをすべてやってロラン・ギャロスに備えます」と説明した。

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写真◎Getty Images

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