守屋宏紀がダブルスで今季の初タイトルを獲得、シングルスはベスト4 [M25ジャカルタ]

写真は2022年トララルゴン国際での守屋宏紀(安藤証券)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「BNI-MEDCO ENERGI2万5000ドル国際テニスシリーズI TO V」(ITFワールドテニスツアーM25/インドネシア・ジャカルタ/5月29日~6月4日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第1シードのフランシス ケーシー・アルカンタラ(フィリピン)/守屋宏紀(安藤証券)が第3シードのネイザン アンソニー・バルキ/クリストファー・ルンガット(ともにインドネシア)を6-2 6-1で下して優勝を飾った。試合時間は57分。

 アルカンタラと守屋のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ1月のノンタブリー(チャレンジャー75/ハードコート)では、初戦敗退に終わっていた。

 32歳の守屋がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、内山靖崇(積水化学工業)とのペアで臨んだ2013年4月の玉渓(ITF1万5000ドル/ハードコート)以来でキャリア4度目となる。

 今大会でのアルカンタラ/守屋は1回戦でクリスチャン ディディエ・チン(マレーシア)/サブリヤン・ダニロフ(ロシア)を6-4 6-0で、準々決勝でアシャド イマム・マルフ/Faried WIDYAROHMADHIANSYAH(ともにインドネシア)を6-1 6-1で、準決勝では第4シードのプルチャ・イサロ(タイ)/マルコス・カロベロニス(ギリシャ)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスにも参戦していた守屋は第3シードから3試合を勝ち上がり、準決勝で第1シードのジャン・ジェイソン(台湾)に1-6 6-2 4-6で敗れはしたが4強入りした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○1ジャン・ジェイソン(台湾)[1] 6-2 6-2 ●32ドミニク・パラン(チェコ)[2]

男子シングルス準決勝

○1ジャン・ジェイソン(台湾)[1] 6-1 2-6 6-4 ●9守屋宏紀(日本/安藤証券)[3]

○32ドミニク・パラン(チェコ)[2] 5-7 7-6(0) 6-4 ●19ジャスティン・バルキ(インドネシア)[WC]

男子シングルス準々決勝

○1ジャン・ジェイソン(台湾)[1] 6-4 6-0 ●6M リフィ・フィトリアディ(インドネシア)

○9守屋宏紀(日本/安藤証券)[3] 1-6 6-2 6-2 ●16高橋悠介(日本/三菱電機)[5]

○19ジャスティン・バルキ(インドネシア)[WC] 5-7 6-4 7-6(2) ●24ヤンキ・エレル(トルコ)[4]

○32ドミニク・パラン(チェコ)[2] 6-1 6-4 ●26磯村志(日本/やすいそ庭球部)

男子ダブルス決勝

○1フランシス ケーシー・アルカンタラ/守屋宏紀(フィリピン/安藤証券)[1] 6-2 6-1 ●12ネイザン アンソニー・バルキ/クリストファー・ルンガット(インドネシア)[3]

男子ダブルス準決勝

○1フランシス ケーシー・アルカンタラ/守屋宏紀(フィリピン/安藤証券)[1] 6-4 6-3 ●5プルチャ・イサロ/マルコス・カロベロニス(タイ/ギリシャ)[4]

○12ネイザン アンソニー・バルキ/クリストファー・ルンガット(インドネシア)[3] 7-5 6-2 ●16望月勇希/柚木武(エキスパートパワーシズオカ/イカイ)[2]

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写真◎Getty Images

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