チャレンジャー2週連続優勝のマレーは初戦敗退「ここ数週間でポジティブな兆候がたくさんあった」 [ATPロンドン]

写真はアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンチ選手権」(ATP500/イギリス・ロンドン/6月19~25日/賞金総額234万5130ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がウインブルドンで2度タイトルを獲得した実績を持つ元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)を6-3 6-1で下して大会をスタートした。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したデミノーは、第2セット1-1から最後の5ゲームを連取して1時間25分で快勝した。36歳のマレーはグラスコートのチャレンジャー大会で2週連続優勝を飾って今大会を迎えていたが、連勝は「10」でストップした。

 デミノーは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。

 世界ランクを38位まで上げていたマレーは今週の結果次第でウインブルドンにシード選手として出場するチャンスを手にしていたが、悲観的になることなくポジティブな面に目を向けた。

「今日は優れた選手に負けたけど、間違いなく快適だったよ。確かに相手のレベルは同じではなかったけど、僕は先週のノッティンガムで1セットも落とさず優勝した。サービトンでは1セットしか取られなかった。楽にサービスゲームをキープできて動きもよく、いい感じでボールを打てていた。ポジティブな兆候がたくさんあったんだ」とマレーは試合後にコメントした。

「少し充電してから練習を再開するよ。あまり分析し過ぎたくはない。今日は確かにもっとうまくできたはずのことがいくつかあったけど、ここ数週間でうまくできたこともたくさんあった。このままの方向に進んでいきたいと思っている」

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写真◎Getty Images

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