世界1位シフィオンテクが今季のグラスコートシーズン初戦にフルセット勝利「解決策を見つけ出せて凄くうれしい」 [バート ホンブルク・オープン]

写真は2022年ウインブルドンでのイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA250/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月25日~7月1日/賞金総額25万9303ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が2022年ウインブルドン準決勝進出者のタチアナ・マリア(ドイツ)に5-7 6-2 6-0で逆転勝利をおさめてグラスコートシーズンをスタートした。

 2018年ウインブルドンのジュニア部門でチャンピオンに輝いた実績を持つシフィオンテクだが、ツアーレベルのグラスコート大会ではまだ一度もタイトルを獲得したことがない。

 2年連続3度目の優勝を飾ったフレンチ・オープン以来の公式戦に臨んだシフィオンテクは第1セットでハードワークを強いられたが、ややミスが多かったこのセットを経て次第にリズムを掴むと続く2セットではよりアグレッシブなプレーを見せて勢いに乗った。

「彼女は独特のプレースタイルを持つ選手だから、最初はやり難かった。でもグラスコートでは問題を解決する能力がもっとも重要だから、それができて凄くうれしいわ」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、同じ予選勝者のクレア・リュー(アメリカ)を3-6 6-3 6-4で破って勝ち上がったジル・タイヒマン(スイス)と対戦する。

 この日プレーしたシフィオンテク以外のシード勢は第4シードのマヤル・シェリフ(エジプト)、前年の準優勝者で第5シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)、第8シードのバルバラ・グラチェワ(フランス)が2回戦に駒を進めたが、第7シードのエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)はカテリーナ・シニアコバ(チェコ)に3-6 4-6で敗れた。

 そのほかの試合ではリンダ・ノスコバ(チェコ)、エマ・ナバロ(アメリカ)、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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