リューメラ・キッチュノックがミックスダブルスでグランドスラム初優勝、パビッチはウインブルドンのダブルス3種目制覇の快挙

写真はミックスダブルスで優勝を飾ったマテ・パビッチ(クロアチア/右)とリューメラ・キッチュノック(ウクライナ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)のミックスダブルス決勝で、第7シードのマテ・パビッチ(クロアチア)/リューメラ・キッチュノック(ウクライナ)がヨラン・フリーゲン(ベルギー)/シュー・イーファン(中国)を6-4 6-7(9) 6-3で倒して栄冠に輝いた。試合時間は2時間7分。

 キッチュノックとパビッチのコンビは、8強入りした2017年ウインブルドン以来となる2度目のミックスダルス参戦。グランドスラム大会ではパビッチが通算6勝目(男子ダブルス3回、ミックスダブルス3回)を挙げたのに対し、キッチュノックは4人の中で唯一決勝未経験だった。

 2021年にニコラ・メクティッチ(クロアチア)とのペアで男子ダブルスのタイトルを獲得したパビッチは2011年にジュニアの部でも優勝しており、ウインルドンのダブルス3種目を制する快挙を達成した。

 今大会でのパビッチ/キッチュノックは1回戦でサンダー・ジレ(ベルギー)/加藤未唯(ザイマックス)を6-3 7-5で、2回戦でニコラ・メクティッチ(クロアチア)/ベルナルダ・ペラ(アメリカ)を6-7(5) 7-6(4) 7-6(11-9)で、準々決勝でニコラ・マウ(フランス)/アンナ・ダニリナ(カザフスタン)を6-3 6-4で、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)のジョニー・オマラ/オリビア・ニコールズ(ともにイギリス)を7-6(6) 4-6 6-3で破って決勝進出を決めていた。

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写真◎Getty Images

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