世界1位シフィオンテクが母国で活動再開「この大会は私にとってかなり特別」 [WTAワルシャワ]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・ワルシャワ・オープン」(WTA250/ポーランド・ワルシャワ/7月24~30日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)を6-4 6-3で下し、準々決勝でエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に敗れたウインブルドンからの再スタートを切った。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット5-2からのサービスゲームをキープできなかったが、最後に5度目のブレークに成功して1時間35分で初戦を終えた。シフィオンテクはクレーコートで開催された昨年の大会にも出場していたが、準々決勝でカロリーヌ・ガルシア(フランス)に敗れていた。

「確かにこの大会は私にとってかなり特別なものよ。(母国開催で)いつもとは少し違うストレスがあるから簡単じゃないけど、ポーランドの観客を前にプレーできるのはうれしいわ」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、クレア・リュー(アメリカ)とユアン・ユエ(中国)の勝者と対戦する。この試合は同日に行われたが、第1セット4-4の時点で日没順延となった。

 この日プレーしたシフィオンテク以外のシード勢は第2シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、第4シードのジュ・リン(中国)、第8シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)が2回戦に駒を進めたが、第3シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)、第5シードのジャン・シューアイ(中国)、第7シードのリンダ・フルビルトバ(チェコ)は敗れた。

 テレザ・マルティンコバ(チェコ)がジャンを7-6(3) 6-4で退け、ルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)がフルビルトバを6-1 7-6(4)で振りきり、ヘザー・ワトソン(イギリス)はシニアコバを7-5 6-2で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではタチアナ・マリア(ドイツ)、クララ・タウソン(デンマーク)、ジョディー・バレージ(イギリス)、予選勝者のレベッカ・スランコバ(スロバキア)とユリヤ・ハトウカ(ベラルーシ)が初戦を突破した。

 本戦は月曜日から始まっており、初日にはヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)、ヴィクトリア・フルンカコバ(スロバキア)、ラウラ・シグムンド(ドイツ)が勝ち上がっていた。

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写真◎Getty Images

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