世界1位シフィオンテクは準々決勝でスビトリーナに敗れる「私は彼女を応援するわ」 [ウインブルドン]

写真は準々決勝敗退に終わった世界ナンバーワンのイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に5-7 7-6(5) 2-6で敗れた。

 5-3とリードしながら4ゲームを連取されて第1セットを落としたシフィオンテクはタイブレークの末に第2セットを取り返したが、第3セットでは第3ゲームでブレークしたスビトリーナが5-1とリードを広げると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして2時間51分で勝利を掴んだ。

 コースのよさで何度もバックハンドのウィナーを奪ったスビトリーナはややミスが多かったシフィオンテクを最後には圧倒し、同大会で2019年以来となるキャリア2度目のベスト4進出を決めた。

 敗れはしたが22歳のシフィオンテクは大会前週のバート ホンブルクで4強入りし、四大大会でもっとも結果を出せていなかったウインブルドンでも初めて準々決勝に進出してグラスコートシーズンでの自己最高成績をマークした。

 シフィオンテクは試合後の記者会見で、試合後に握手を交わしたときに「あなたが優勝ることを願っている」とスビトリーナに伝えたのだと明かした。

「彼女が本当にそれを望んでいることはわかっている。だから私は彼女を応援するわ」

 スビトリーナは準決勝で、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 2-6 6-4で破って勝ち上がったマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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