マッチポイントを凌いだコッチャレットがツアー初タイトルにふたたび王手、ビュレルは2年ぶりの決勝進出 [ローザンヌ女子オープン]

写真はエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ローザンヌ女子オープン」(WTA250/スイス・ヴォー州ローザンヌ/7月24~30日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で第2シードのエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)がアンナ・ボンダール(ハンガリー)に6-7(3) 7-6(6) 7-5で競り勝ち、ツアー初タイトルにふたたび王手をかけた。

 競り合いながらもタイブレークの末に第1セットを落としたコッチャレットはふたたびもつれ込んだ第2セットのタイブレーク5-6でマッチポイントを握られてから3ポイントを連取してセットオールに追いつき、一進一退で進んだ第3セット6-5から7度目のブレークに成功して3時間34分の死闘に終止符を打った。

 コッチャレットは1月のホバート(WTA250/ハードコート)に続くキャリア2度目のツアー決勝で、第9シードのディアン・パリー(フランス)との元ジュニア世界ナンバーワン同士の同胞対決を4-6 7-6(2) 6-3で制して勝ち上がったクララ・ビュレル(フランス)と対戦する。ビュレルは2年前の同大会で決勝に進出したが、タマラ・ジダンセク(スロベニア)に敗れて準優勝に終わっていた。

 ふたりは昨年6月にマカルスカ(WTA125K/クレーコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、コッチャレットが6-2 6-4で勝っている。

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写真◎Getty Images

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