WTAツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」（カナダ・ケベック州モントリオール／8月7～13日／賞金総額278万8468ドル／ハードコート）の女子ダブルス1回戦で第7シードの青山修子（近藤乳業）／柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）がリジヤ・マロザワ（ベラルーシ）／イングリッド・ガマラ マルチンス（ブラジル）を6-3 3-6 [10-4]で倒し、同ペアで4大会ぶりの勝ち星をマークした。試合時間は1時間37分。

　柴原と青山のコンビは、今季14回目のダブルス出場。1月のオーストラリアン・オープン（オーストラリア・メルボルン／ハードコート）でグランドスラム大会での最高成績となる準優勝を飾り、6月のスヘルトーヘンボス（WTA250／グラスコート）では2021年8月のクリーブランド（WTA250／ハードコート）以来となるコンビ9勝目を挙げた。

　2021年の青山／柴原は4月のマイアミを含むWTAツアー5勝を挙げ、11月には「WTAファイナルズ」（メキシコ・グアダラハラ／ハードコート）にデビューして予選ラウンドを突破するなどキャリア最高のシーズンを送った。

　青山／柴原は2回戦で、2020年USオープン優勝ペアのラウラ・シグムンド（ドイツ）／ベラ・ズボナレワ（ロシア）とマヤル・シェリフ（エジプト）／スローン・スティーブンス（アメリカ）の勝者と対戦する。

　そのほかの日本勢は加藤未唯（ザイマックス）／アルディラ・スチアディ（インドネシア）と二宮真琴（エディオン）／サブリナ・サンタマリア（アメリカ）がダブルスにエントリーしており、初戦の相手は加藤／ストジアディがカロリーヌ・ガルシア（フランス）／ペトラ・マルティッチ（クロアチア）、二宮／サンタマリアは第5シードのデザレー・クラブチェク（アメリカ）／デミ・シヒュース（オランダ）となっている。

　ナショナルバンク・オープンはWTA1000に格付けされる大会で、シングルス56ドロー＆ダブルス28ドローで争われる。

上位出場選手シード順位｜シングルス

イガ・シフィオンテク（ポーランド）[1]
アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[2]
エレーナ・ルバキナ（カザフスタン）[3]
ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[4]
カロリーヌ・ガルシア（フランス）[5]
ココ・ガウフ（アメリカ）[6]
ペトラ・クビトバ（チェコ）[7]
マリア・サカーリ（ギリシャ）[8]

※[　]数字はシード順位