綿貫陽介がベスト4、準決勝は「大事をとって」棄権 [スタンフォード・チャレンジャー]
ATPツアー下部大会「ゴールデンゲート・オープン」(チャレンジャー125/アメリカ・カリフォルニア州スタンフォード/8月13~19日/賞金総額16万ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝を綿貫陽介(フリー)が棄権したため、第4シードのコンスタン・レスティエンヌ(フランス)が優勝に王手をかけた。
25歳の綿貫がチャレンジャー大会でベスト4に進出したのは、2月のモンテレイ(チャレンジャー125/ハードコート)以来で今季3度目だった。
自身のSNSを更新した綿貫は「昨日の試合中に足首を少し捻ってしまい痛みが少しあったので大事をとって棄権しました」と説明し、本戦繰り上がりが決まったUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に向けて「どんな理由であれ試合を辞めるのは辛い事ですがUSオープン全力で戦えるようにの決断でした」とコメントした。
今大会に第2シードで出場した綿貫は1回戦でスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を7-5 5-7 6-4で、2回戦でニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ)を7-5 6-3で、準々決勝では第6シードのジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を6-1 6-3で破って4強入りを決めていた。
そのほかの日本勢は島袋将(有沢製作所)がシングルス2回戦で、ミケリス・リビエティス(リトアニア)/マクラクラン勉(イカイ)はダブルス準々決勝で敗れていた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者
日本人選手の試合結果
男子シングルス準決勝
●32綿貫陽介(日本/フリー)[2] 不戦勝 ○24コンスタン・レスティエンヌ(フランス)[4]
男子シングルス準々決勝
○32綿貫陽介(日本/フリー)[2] 6-1 6-3 ●25ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)[6]
男子シングルス2回戦
○32綿貫陽介(日本/フリー)[2] 7-5 6-3 ●30ニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ)
●15島袋将(日本/有沢製作所)5-7 6-7(8) ○13トリスタン・ボイヤー(アメリカ)[Q]
男子シングルス1回戦
○32綿貫陽介(日本/フリー)[2] 7-5 5-7 6-4 ●31スティーブ・ジョンソン(アメリカ)
○15島袋将(日本/有沢製作所)6-1 6-3 ●16チアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)[8]
男子ダブルス準々決勝
●15ミケリス・リビエティス/マクラクラン勉(ラトビア/イカイ)4-6 7-6(7) [7-10] ○14ハンス・ハック ベルドゥーゴ/オーサム・シタック(メキシコ/ニュージーランド)
男子ダブルス1回戦
○15ミケリス・リビエティス/マクラクラン勉(ラトビア/イカイ)6-3 6-4 ●16アンドレ・ヨーランソン/ミゲル アンヘル・レイエス バレラ(スウェーデン/メキシコ)[2]
写真◎Getty Images
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