三木拓也が男子シングルスの日本勢で唯一初戦を突破、トップシードの小田凱人は52歳ウッデにストレート負け [USオープン車いすの部]

写真は小田凱人(東海理化)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の大会10日目は車いすの部が始まり、男女のシングルス1回戦各8試合が行われた。

 4人が出場している男子の日本人選手は三木拓也(トヨタ自動車)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したコナー・ストラウド(アメリカ)を6-2 6-3で下して初戦を突破したが、第1シードの小田凱人(東海理化)、眞田卓(凸版印刷)、荒井大輔(BNPパリバ)は敗れた。

 6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)と7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で栄冠に輝いた17歳の小田は52歳のステファン・ウッデ(フランス)に1-6 1-6で敗れ、グランドスラム大会での連勝が「7」でストップした。

 三木は次のラウンドで、トム・エフベリンク(オランダ)を6-1 6-2で破って勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンで第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)と対戦する。

 車いすテニスは昨年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会9日目|車いすの部◎男子

車いす男子シングルス1回戦◎試合結果|日本人選手

●1小田凱人(日本/東海理化)[1] 1-6 1-6 ○2ステファン・ウッデ(フランス)

●6眞田卓(日本/凸版印刷)0-6 7-6(5) 4-6 ○5マルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)[4]

○13三木拓也(日本/トヨタ自動車)6-2 6-3 ●14コナー・ストラウド(アメリカ)[WC]

●10荒井大輔(日本/BNPパリバ)7-6(6) 4-6 4-6 ○9ルーベン・スパールガレン(オランダ)

車いす男子シングルス準々決勝◎組み合わせ|日本人選手

13三木拓也(日本/トヨタ自動車)vs 16アルフィー・ヒュウェット(イギリス)[2]

車いす男子ダブルス1回戦◎組み合わせ|日本人選手

7三木拓也/小田凱人(トヨタ自動車/東海理化)vs 8マルティン・デ ラ プエンテ/グスタボ・フェルナンデス(スペイン/アルゼンチン)[2]

4ステファン・ウッデ/眞田卓(フランス/凸版印刷)vs 3トム・エフベリンク/ルーベン・スパールガレン(オランダ)

6荒井大輔/コナー・ストラウド(BNPパリバ/アメリカ)vs 5アレハンデル・カタルド/ケーシー・ラツラフ(チリ/アメリカ)

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写真◎Getty Images

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