USオープン準優勝のサバレンカがWTAランキングで史上29人目の世界ナンバーワンに

写真はUSオープン女子シングルス表彰式で準優勝プレートを受け取ったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 女子テニス協会(WTA)が9月11日(月)に女子テニスの世界ランクを更新し、USオープンで準優勝を飾ったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が初めて世界ナンバーワンの座に就いた。

 またUSオープン決勝でサバレンカを倒してグランドスラム初タイトルを獲得したココ・ガウフ(アメリカ)はシングルスで自己最高の3位に浮上し、ダブルスではパートナーのジェシカ・ペグラ(アメリカ)とともに1位となった。

 昨年4月から75週間連続で世界ランク1位の座を保持していたイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、サバレンカに抜かれたことで2位となった。WTAランキングで史上29人目の世界ナンバーワンとなったサバレンカは今季のグランドスラム4大会すべてで準決勝以上に進出し、オーストラリアン・オープンで初タイトルを獲得していた。

 オーストラリアン・オープンで優勝したあとにシフィオンテクから世界1位の座を奪う可能性について考え始めたというサバレンカはフレンチ・オープンの頃にそのことが頭の中に入り込み、コートで気が散ってしまうことがあったと明かした。ウインブルドンでもチャンスはあったがそのことはあまり考えず、準決勝でオンス・ジャバー(チュニジア)に負けた原因としてサービスゲームを落としたときに気持ちを乱してしまう以前の悪い癖が出たと説明した。

 世界1位になって追われる立場になったことについて聞かれたサバレンカは、「今はだれにも追いつかれないようにできる限り遠くまで逃げようとする側になった。でも私は自分のゴールを追いかけている。それだけよ」と答えた。

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写真◎Getty Images

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