サカーリが4年半ぶりのツアー2勝目に歓喜「自分を凄く誇りに思う」 [グアダラハラ・オープン]
WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA1000/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月17~23日/賞金総額278万8468ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で第2シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)がキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を7-5 6-3で倒し、2019年5月のラバト以来となるツアー2勝目を挙げた。
4-5から3ゲームを連取して第1セットを先取したサカーリは、第2セット5-3からのレシーブゲームで迎えた2度目のチャンピオンシップポイントをものにして歓喜の瞬間を迎えた。WTA1000大会の同種目を1セットも落とさず制したのは2022年マイアミで成し遂げたイガ・シフィオンテク(ポーランド)以来で、サカーリは同クラスの大会でタイトルを獲得した初のギリシャ人選手となった。
「本当に素晴らしい。言葉にならないほどよ。初タイトルから4年半が経ち、ようやく2勝目を挙げることができた。これまでずっと抱えていた考えを振り払うのは大変だったけど、今週やってのけた自分を凄く誇りに思う」と初優勝を飾ってから続いていたツアー決勝での連敗を「6」でストップしたサカーリは試合後にコメントした。
「今週に自分が成し遂げたことをまだ実感できていない気がするし、少し時間がかかると思う。でも同時に今日と明日はこの瞬間を本当に楽しみ、そしてハードワークを続けたい。今後もこのような瞬間を味わう機会がもっとあると信じているから」
世界ランク111位ながら快進撃で勝ち上がってきたドラハイドは最後に敗れはしたが、大会後に更新されるWTAランキングでキャリアハイの99位を大幅に更新してトップ50入りすることが確実となった。
これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのストーム・ハンター(オーストラリア)/エリース・メルテンス(ベルギー)が第3シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)に3-6 6-2 [10-4]で逆転勝利をおさめてコンビ2勝目を挙げた。
女子ダブルスで優勝を飾ったストーム・ハンター(オーストラリア/左)とエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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