35歳マナリノが初対決となるコルダに対する決勝へ [アスタナ・オープン]

写真はユナイテッドカップでのアドリアン・マナリノ(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アスタナ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アスタナ/9月27日~10月3日/賞金総額109万3360ドル/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で第6シードのアドリアン・マナリノ(フランス)がセバスチャン・オフナー(オーストリア)を6-4 6-2で下し、7月のニューポートに続く今季2勝目に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したマナリノは第2セット1-2から最後の5ゲームを連取し、1時間10分で今季のマッチ36勝目を挙げた。

「正直に言うと、今週はベストの状態ではない。あまり心地よくプレーできていないけど、何とか対処しようとしている感じなんだ。すべてのポイントで食らいつき、相手をフィジカル的に追い込もうとしているよ」とマナリノは試合後にコメントした。

「いいプレーをしていなくても勝ってランキングを上げることができるということは、いいプレーができればもっと上にいって強い選手に勝つ可能性があるということだ。やる気は湧いてくるよ」

 マナリノは決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した20歳のハマド・メジェドビッチ(セルビア)を6-7(8) 7-6(2) 7-6(3)で破って勝ち上がった第5シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。

「彼(コルダ)とは練習でもプレーしたことがないけど、楽々とプレーする素晴らしい選手だということは知っている。実際にどんな選手なのかはやってみないとわからないから、対戦を楽しみにしているよ」とマナリノは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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