USオープン覇者ガウフが今季の女子ツアー最長のマッチ15連勝で準々決勝へ [チャイナ・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月30日~10月8日/賞金総額812万7389ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)が第16シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を7-6(5) 6-2で倒して8強入りを決めた。

 タイブレークの末に第1セットを先取したガウフは第2セットで4-0とリードを広げ、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間47分で試合を締めくくった。ガウフは第1セット4-2から3ゲームを連取されて逆転を許し、4-5から4つのセットポイントを凌いだ末にブレークバックしてタイブレークに持ち込んでいた。

 試合後のオンコートインタビューで第1セットを取れたことがカギだったかと聞かれたガウフは、「100%そうだったわ」と答えた。

「彼女(クデルメトワ)はいいプレーをしていた。ボールを打ち抜いていたしリターンもよかった。でも私も最後の1セット半はレベルを引き上げることができた」

 8月から続いている連勝を今季の女子ツアー最長の「15」に伸ばしたガウフは次のラウンドで、ワン・シンユー(中国)を6-4 2-6 6-3で破って勝ち上がった第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-4 7-6(4)で退け、第9シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)はアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-3 6-2で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではサバレンカが第5シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と、ガルシアは第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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