地元中国のジェン・チンウェンが2連敗中だったサカーリから初勝利で8強入り [鄭州オープン]

写真はジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「交通銀行鄭州オープン」(WTA500/中国・河南省鄭州/10月9~15日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、21歳のジェン・チンウェン(中国)が第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を7-6(2) 6-3で倒してベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、サカーリはこの試合が初戦だった。タイブレークの末に第1セットを先取したジェンは第2セット5-2からのレシーブゲームでマッチポイントを1つ凌がれたが、続くサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間49分で2連敗を喫していたサカーリからの初勝利を挙げた。

「今日のゲームプランはすべてのポイントでファイトし、できる限り攻撃的にプレーすることだった。(サカーリと対戦した)前の2試合ではアグレッシブさが足りず、同じ場所の長く留まり過ぎていたから」と13本目のサービスエースでキャリア5度目の対トップ10勝利を決めたジェンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「それとファーストサーブの確率を上げ、リターンをもっとコートの真ん中に返そうと心掛けたの。今夜はいいパフォーマンスができたと思うわ」

 ジェンは次のラウンドで、予選勝者のベラ・ズボナレワ(ロシア)を7-5 6-1で破って勝ち上がったアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合ではジャスミン・パオリーニ(イタリア)が第6シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)に3-6 6-4 7-5で逆転勝利をおさめ、予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)は第10シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)に7-6(4) 7-6(2)で競り勝ちそれぞれ8強入りを決めた。

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写真◎Getty Images

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