21歳ジェン・チンウェンが地元優勝に王手「メンタル的に準備をして厳しい試合に備えるつもり」 [鄭州オープン]

写真はジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「交通銀行鄭州オープン」(WTA500/中国・河南省鄭州/10月9~15日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、21歳のジェン・チンウェン(中国)がジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-2 6-3で下して地元優勝に王手をかけた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したジェンは第2セット5-2からブレークを許したが、続くレシーブゲームで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間15分でキャリア3度目のツアー決勝進出を決めた。ふたりは7月にジェンがツアー初優勝を飾ったパレルモの決勝で顔を合わせ、そのときは6-4 1-6 6-1で勝っていた。

「今日はゲームを組み立てようと心掛けたから、少し攻撃力を下げてプレーしたの。次の試合ではもっとアグレッシブにいきたいわ。でも全般的には試合に勝てて満足している」とジェンは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ツアー2勝目を目指すジェンは決勝で、第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 6-0で破って勝ち上がった第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と対戦する。

「メンタル的に準備をして厳しい試合に備え、とにかく目の前のことに集中するだけよ」とジェンは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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