8月以来の連勝をマークしたチチパスが単複で準決勝に進出「こういう機会は滅多にない」 [ヨーロピアン・オープン]

写真はロレックス上海マスターズでのステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月16~22日/賞金総額75万950ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第5シードのヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-3 6-3で下してベスト4に進出した。

 第6ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したチチパスは第2セット2-3から最後の4ゲームを連取して1時間11分で快勝し、今季初優勝を飾った8月のロス カボス以来となる連勝をマークした。

 チチパスは次のラウンドで、第8シードのフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を6-0 6-3で破って勝ち上がった第4シードのアルトゥール・フィス(フランス)と対戦する。

 弟のペトロス・チチパス(ギリシャ)とのペアで参戦しているダブルスでも4強入りを決めているチチパスは土曜日に単複の準決勝を戦うことについて、「ツアーでプレーしている中でもこういう機会は滅多にない。両方とも勝ち残ったことには満足感がある。どちらもいいプレーができているということだからね」と語った。

「ペトロスと一緒にプレーできてうれしいよ。僕たちは本当に楽しむことができているし、この機会にいいプレーができていると思う」

 もうひとつの準決勝は、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)とマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)の顔合わせとなった。第3シードのブブリクが予選から勝ち上がってきた20歳のジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を6-4 4-6 6-2で振りきり、予選勝者のマルテレルはユーゴ・ガストン(フランス)を6-3 6-2で退けた。

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写真◎Getty Images

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